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帝国主義 (岩波文庫)帝国主義 (岩波文庫)
(2004/06)
山泉 進、幸徳 秋水 他

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 今やこんな本を読む人は居なくなったのでしょうね。 あまりにも時代の核心をみてしまい「後戻り」ができなくなった天才。

 本題はこれではなく、任我行は、吸星大法の副作用が悪化し発作が続く令狐冲を、対策を教えるからと日月神教への入信を強要しますが、令狐冲は 「千秋萬載,一統江湖!」への生理的な嫌悪感も重なり、盈盈を捨てることになっても拒否します。 この任我行の吸星大法と気の暴走の対策は以前こんなふうに喩えてみましたが、これはさておき、令狐冲は最後、盈盈達の策略(笑)で風清楊が伝授したことにして、少林派伝統の「易筋経」を習得し気の暴走を収めます。
 この「易筋経」とは何か? です。
 これも勝手にこの物語の令狐冲の挫折恢復を「近代中国史」に喩えてみました。 まあこれもさておき、権力欲に溺れ亡びていく人々に対し令狐冲を最後助けた、恢復の拠りどころとなった「易筋経」こそ、金庸が「政治の理念」もっと言ってしまえば「共同体としての中国」の「あるべき姿」、として基にすえているものではないかと考えます。 はじめに謂っておきますが単に「中華思想」とかいう言葉で括ってしまうものではありません。
 少林派伝統の「易筋経」だから「仏教的なるもの」? 共同体の理念としてはどうも違うようです。 世俗を絶つような「隠士」と関連する「老荘的なもの」も違うでしょう。 欧米的思想? それは「気を乱すもの」として最初から対象外と思います。 もちろん、根は一緒葵花法典僻邪剣譜なんて屁にもかからないでしょうね。

四書五経―中国思想の形成と展開 (東洋文庫 (44))四書五経―中国思想の形成と展開 (東洋文庫 (44))
(1965/06)
竹内 照夫

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 どうも単に教科書的・制度化されDNAにまですり込まれてきた「儒教」ではなく、「原点」=「原典」に戻れといっているような気がします、「四書五経」まで・・・。

 「この内功は奥深くて微妙なものよ。 修習するときに、わずかでも間違いを犯せば、軽い場合でも気が暴走するでしょうし、重い場合は命を失うわ。」
 長い歴史で色々と解釈されてきた、いや自らの意見・立場を「四書五経」の引用に拠を求めるという「中国思想の方法」により変質してきた「儒学」や「中華思想」ではなく、「現代(今)」そこにある、グローバルな「様々な気」を収める原理的なものとして読み直してみたらどうか、と。

 わあ、大袈裟になってしまった・・・・これ以上は私の手に余りますので・・・。

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