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長江哀歌 (ちょうこうエレジー)長江哀歌 (ちょうこうエレジー)
(2008/04/25)
リー・チュウビンハン・サンミン

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 日本語による紹介サイト  です。 中国語の紹介サイト その1  その2です 
 こういう映画は地方都市ではまず劇場公開されないので、DVDが出ないと接することも出来ません。 
 たまには「硬派」な映画を、と思った観ましたが、ナントカ賞受賞はさておき『いい映画です』

 多少の感想を続きに・・・
 私も三峡ダムの工事が始まった時期に、三峡下りツアーで「奉節」・「巫山」にもいき街中を散歩しましたが、映像で感じたのは街の変化よりかつての『江(流れ)』が『湖(溜り)』になっているところですね。 映像・風景全体が「澱んで暗い」のは監督の感性の為すところだと想います。
 三峡ダムにより『2千年が2年』で沈んでいく『奉節』(三国志・李白の詩で有名な白帝城のあるところ)と『巫山』(小三峡の入口)の街の出来事と、そこでおこる二つの夫婦のお話は、非常にシンプルかつ時代を象徴的に描いており好感がもてました。 物語りも「ありきたりのあっけない」ものですが、力が入りすぎずこのくらいが丁度良いと想います。
 環境破壊とか歴史・風物が無くなるとか騒ぐのでははなく、『ものごとは全て長江のように流れ変化し、亡ぶもの生まれるものがある』のだが、やはり『2年』は急ぎすぎてませんが? そういう点で今の中国は急ぎすぎてませんか? 経済力(数字の上で)は上がっても何か失ってませんか? 何も生まれていないのでないですか? ということが、淡々と映し出されていきます。 でも、さすがに最後に建物解体の作業者仲間うちで、「山西の違法操業炭鉱ならここの数倍は稼げるぞ」という話題になり、皆が「いくぞいくぞ!」と盛り上がったものの、「でもしょっちゅう人が死ぬぞ」という話が出て「座」が一瞬静まるところ。 でもどうみてもヤッパリその炭鉱に出かけていく為に船に乗るところは「ズシン」と来ました。
 あとは、飯場のテレビがCCTVドラマ「三国演義」をやってたり、地場のチンピラ兄ちゃんが「ゴッドギャンブラー」のチュウ・ヨンファに憧れていたり、携帯電話や流行歌が上手く小道具に使われたり・・・普通のアイデアを上手く使ってます。 話題の「ロケット」はやはり余計でしょう。
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