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 というわけで、『鹿鼎記』の予習、まずもう20年以上前古代から清末まで一気読みしたこの本をひっぱり出してきて、清初のあたりを読んでみました。 他の本もそうですが、今読むとこんなこと書いてあったか、という部分があります。

中国の歴史〈6〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)中国の歴史〈6〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
(1991/03)
陳 舜臣

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 金庸、ご本名「査良」さんの祖先は明末の反清運動家だったとは日本語wikiにもありますが、査一族の祖先「査嗣庭」はまさに雍正帝「文字の獄」で一族処刑されてるんですね。 これに関するこの本の記述を引用します。
 ・・・・江西省の郷試に、査嗣庭という人物が、「維民所止」(これ民の止まる所)という題を出したことが問題になりました。「維」の字は「雍」の字の首をはね、「止」の字は「正」の字の首をはねた、とされたのです。
 雍正帝は、曽静のような真正面から向かってくるような者には、自信に満ちた「大義覚迷録」で応じ、寛大な措置をとりますが、査嗣庭のようなひねくれた抵抗には、仮借しない性格だったのでしょう。 もっとも査嗣庭の出題は、はたして「雍正」の首をはねるという風刺を意識してのことだったかどうかはわかりません。

 陳舜臣先生が、金庸・査嗣庭・鹿鼎記のつながりをご承知で「ひねくれた抵抗」「風刺」などと書いたかはお聞きしようもありませんが、ここは笑わせていただきました。
 それと、「血滴子」(空とぶギロチン)が雍正帝時代が「発祥」(笑)らしいのも、『「雍正」の首をはねる』というこの辺がネタの一部なんでしょうね。

 次に、’67年初版なので丁度「鹿鼎記」が連載される同時期ということで、図書館でこれを借りてみました。 内容は上記や、様々な明末・清初の本と同じような史実が書かれていますが、オバイ放逐のところで一ヶ所大笑いした部分があるので引用します。
康煕帝 (1967年) (中国人物叢書〈第2期 10〉)康煕帝 (1967年) (中国人物叢書〈第2期 10〉)
(1967)
間野 潜竜

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 康煕八年(1669年)元旦のこと・・・中略・・・帝(康煕)は太皇太后(荘妃)にむかって、どうしたら彼を除くことができるだろうかと聞いた。太后は手もとにあった賽(サイコロ)を指して、投げてみよといった。賽をなげると、六個の賽にすべて異なった目が出た。六個とも異なると吉祥というので、太皇太后は、これこそ大吉だといって大喜び、いよいよオバイの追放の意を決したという。
 賽で占う習慣があったのか、私が知らないだけの有名なエピなのか、とかはさておき、太皇太后(荘妃)様まるで『鹿鼎記』の小桂子!、それも六個の賽にすべて異なった目なんて「イカサマ」ではないか(笑)。 ホントは、小玄子が小桂子からイカサマサイコロを借りて仕込んだ?(爆)

 最後に『鹿鼎記』で重要な「天地会」「陳近南」の名前が具体的に出てくるこの本を借りてきましたが、結構内容多いので改めて書きます。
中国の秘密結社 (講談社選書メチエ)中国の秘密結社 (講談社選書メチエ)
(1998/09)
山田 賢

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鹿鼎記 DVD-BOX鹿鼎記 DVD-BOX
(2007/12/21)
アンディ・ラウトニー・レオン

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 レンタルでかりた’86年アンディ・ラウ/トニー・レオンのドラマを一気に見終わりました。 最後の10話くらいは相当改編してあるようですが、さすが、二人の演技、特にトニー・レオンの「コメディ」的素質は抜群ですね。 又、雲南での有名人の「ありえない勢ぞろい」はやはり迫力満点。 セットやロケのチープさはやむを得ずですが、原作を超えんばかりの出来でした。 必見です。 張P-シャオミン版と比較するのはなんでしょうが、そういう点も面白そうです。
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