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蜀碧 (東洋文庫 (36))蜀碧 (東洋文庫 (36))
(1965/02)
彭 遵泗王 秀楚

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 AMAZONの題は「蜀碧」だけですが、「嘉定屠城紀略」・「揚州十日記」が収録されています。 こちらのリンクも参照・・・。
 この本では、併せて解説で、清がどのように江南を攻め落としたか、というより、抵抗勢力になるべき「南明」が如何に「嗚呼、此中国之所以乱也」と滅茶苦茶な状態で、私利私欲・内輪もめ・略奪殺戮を繰り返し「自滅」状態だったかが書かれています。
 小宝が「妓楼生まれの父なし子」という設定で、妓楼の場所が南京でも蘇州でも杭州でもなく「楊州」をもってきたかは、この辺がネタだとは想います。 小説でも小宝が「俺の父ちゃんは満族に殺された」とハッタリかまして「計算合わないぞ」と突っ込まれたり、後に「かつて楊州ではとんでもないことをしてしまった」と康煕帝が小宝を特使として派遣・里帰りさせるわけです。 旧作のトニーレオン版ドラマでは、「実は親は満族かも」なんて、科白がありました。
 楊州を出すことにより、「問鼎軽重」「逐鹿中原」の過程でどれだけの庶民が苦しんできたのか、その庶民の「メタファー」が小宝、という切り口と想います。

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