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 今回は、’71-72年のチャンピオンズカップ・準々決勝アーセナル戦です。
’71-72のチャンピオンズカップ戦跡」 「アヤックスのヨーロッパカップ戦跡

 さて、第1戦を2-1の僅差で勝ったアウェー戦、「負けなければいい」試合でしたが、14分で相手の情けないオウンゴールで1点取ってしまったため、以降「しっかり守って」&クライフ・カイザー「2トップ」+αのロングカウンターに徹します。 「蹴りこみ」はしませんが、先般のセルチック戦のような「全員敵陣への押し込み」はありません。
 メンバーは以下の通り、’71年メンバーから、スイーパーがヴァゾヴィッチからドイツ人の⑫Blankenburg(ブランケンブルグ)へ、MFラインダースが⑮Haan(ハーン)に、新旧交代でしょうか、替わっています。
 アヤックス布陣はどう視ても、4-4-2です。 8人が引いて、ポジションチェンジしながら仕掛けてくるアーセナルをきっちりマーク。 アーセナルは、エリア内を「人」で固められ、跳ね返され続けます。
 アヤックスも、こんな「イタリア風・カテナチオ」をやっていたんですね。

22-03-72 Arsenal (Eng) 0-1 Ajax (Ned) [Graham 14og]
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 そして、アヤックスは、’74年WCで有名になった、選手が集団で一気に上がる「突撃オフサイドトラップ」をやっていましたので、その画像を載せます。 ダイジェスト映像とともに以下続きで・・・。
 ダイジェストは、白シャツがアウェーのアヤックスです。

 開始早々のブランケンブルグのトラップミスが、ゴールになっていたら・・・、歴史が変わったかもしれません(笑)

 オウンゴールのシーンが無いので先ず載せておきます。
(1)走りこむ選手に合わせた単純なクロスを (2)ヘディングでキーパーへバックパスしようとして、 (3)入れ違って (4)ゴール
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 さて、「突撃オフサイドトラップ」です。 先取点を取ってから数分後、アーセナルの左サイドFKからです。
(1)アーセナルFKはアヤックスゴール前に蹴りこまれますが、 (2)ヘディングで跳ね返されます。 (3)これをアーセナル⑤Mclintock(マクリントック)が、拾い (4)ハーフライン後ろまで下がります。これに⑪カイザーが詰めています (5)マクリントック(黄)は、外の⑥Simpson(シンプソン・赤)にパスします。 アヤックス選手が数人詰めてきます。 (6)シンプソンは (7)アヤックス選手が群がるのを待ち受けるように (8)一気に密集の中にドリブルで突っ込みます。
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 (9)シンプソン(赤)はボールを前に蹴出し、アヤックス選手の密集をすり抜け、 (10)左サイドへ持ち込み (11)速いグラウンダーのセンタリング 中は2:3・・・ (12)しかしボールは選手達の間を抜け (13)追いついたアーセナル選手が中へ入れようとするが、クリアし、CK。 クリアしたのはクライフです。
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 モノの見事に破られましたね。 これも、ゴールが決まっていれば、歴史が変わったかも(笑)。
 そのうえ、このプレーからのCKのクリアボールに、懲りずにまた「突撃オフサイドトラップ」を仕掛けます。
(1)アヤックス選手が、CKをヘディングで競り勝ちクリア (2)アーセナルが拾って右サイドへ上がる選手にパスしようとするが、(3)アヤックス選手が一斉に上がって、又、このパスをクリア (4)これを③Nelson(ネルソン)が拾うが、(5)アヤックス選手が4人突撃して来て、又パスも出来ず、 (6)アヤックス選手にチェックされ (7)アヤックスも今度はスライディングで厳しくいって (8)ボールはタッチラインへ出る。
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 大掛かりなのはこれだけだったようです。 数人がボールホルダーにツメ、後ろの選手が上がる、というのも、数回ありました。 この、デモンストレーション的「突撃オフサイドトラップ」ですが、不確実で戦術として有効とはあまり思えませんが・・・。

 さて、一連の「アヤックスってどうだったのよ!?」は、次回、’72チャンピオンズカップ決勝インテル戦と、簡単なまとめで、終わりにしたいと思います。
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