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 『あまりに改編しすぎですよ・・・薄味ですね・・・NHKさん』と、文句も言いたくなる第2回目でした。 まあ制作が中国サイド故か・・・原作の「登場人物が拠って立つ、歴史的情況の厳しさ」が、やはり希薄ですね・・・。
 西太后が、光緒帝に自分の姪にあたる、後の隆裕皇太后を娶らせ、実質摂政役の垂簾聴政を止め、光緒帝の親政に移行しましょう。 しかし、肝心な処は私が決めます・・・という「訓政」をやりますよ。 というくだりですが、ドラマとしては、あまり迫力のない駆け引きでした。 やっぱり母子(と言っても義理だが)愛憎に軸を置くんでしょうね、これからも・・・。

 そして、文秀と春児の幼年時からのエピソードでしたが、原作では、一度表面的には決裂するのですが、これが大違いの「アヤフヤ」「仲良し」雰囲気で、玲児ちゃんの件含め「こりゃ違うでしょう!」と。
 階級・貧富で対極的な出自であるも、共に「イエ」「社会」の中で行き詰った存在でしかない彼ら。 二人には「科挙」「宦官」という、近代的観念では「人間性を否定する」「制度としては死滅しつつある」そして「対極的」な方法でしか、「蒼穹の昴」をつかみようが無い。 常に「死」と引き換え、と云っていいほどの選択を繰り返し、「のし上がっていく」。 しかしそうなるほど、二人は社会的存在としての「人」としては、立場上あい交わることができない。 しかし、最後二人は・・・という展開なんですがねえ。
 まあ、こういう展開なら「マッタリ」とみていきます。 珍妃と光緒帝の閨房シーンを、乾隆帝が覗き見して羨ましがる、あのシーンを期待してますよーー(笑)

『蒼穹の昴』に関連した読み物3冊です。
科挙―中国の試験地獄 (中公文庫BIBLIO)科挙―中国の試験地獄 (中公文庫BIBLIO)
(2003/02)
宮崎 市定

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 原作小説の試験中のエピソードは、この宮崎先生の名著にも出てきています。 パクリというより、上手く小説に織り込んだなあ・・・という感想でした。

宦官―側近政治の構造 (中公文庫BIBLIO)宦官―側近政治の構造 (中公文庫BIBLIO)
(2003/03)
三田村 泰助

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 宦官についてはこれが決定版。

西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)
(2005/09)
加藤 徹

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 広範囲に「生の姿?」の西太后

 『蒼穹の昴』 NHK特設サイト(リンク)   中国のサイト(リンク)

 こんな本も売り出されています。
NHKドラマ 「蒼穹の昴」 公式ガイドブックNHKドラマ 「蒼穹の昴」 公式ガイドブック
(2009/12/26)
講談社

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 浅田さん御自身が色々とガイド・解説するこの本は、結構面白いです。
浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』の世界浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』の世界
(2008/07/30)
浅田 次郎

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