上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 試合の結果はこちらから・・・
 ゼロックスカップで、Jリーグはいよいよ開幕。 さて、初戦といっても、熟成のピークに在るだろう両チーム。 そして、数日前にはACLの第1戦を両チームとも戦っているので、試合開始からよどみなく、特にG大阪は全開モードでした。
 新味は無いけれけど、これが「日本的」サッカーの典型でしょう、というガンバの「仕掛け」と鹿島の「うけ」。
 ガンバの仕掛けは、開始早々のチャンス以外は、エリア内を崩せなかったですね。 鹿島もガンバの中盤が動き始まるともうプレスが掛からないので、「引いたプレス」からロングボール。 するとガンバも、中盤の低い位置から始動せざるを得ず、10mくらいのダイレクトパスで、鹿島4・4ブロックのギャップを突いていくもエリア手前まで。 これこそ「日本的」の限界かもしれません。
 鹿島の方が、日程的にもACLの試合内容でも、疲労及び連携というダメージとメリットがありました。 鹿島はホームで前半のFKからの1点でしっかり勝利。 ガンバは水原で結構な打ち合いの試合を引分けのうえ、中澤と明神が負傷。 ということで、後半残り15分でガンバの「足」がピタッと止まって、鹿島は青木・遠藤という走れる選手を入れ中盤を支配して終了。
 PK戦は、ガンバ遠藤が外すという、何か「日本代表にとって凶」のような、シーズンの始まりでした。

 さて、最近読んだサッカー本です。
 まあ、常々日本(全体で)は、組織的ディフェンスが上手くない・・・と思っているし、特に代表の「売り」である「前からプレス」がしばしば連動しておらず、一発でピンチになりやすくリスキーだ。 勝負では得点力より守備の危うさが心配。 と思っているので、読んでみました。
 本の題名は「世界が・・・」ですが、指摘しているのはイタリアのウリビエリ・ジャンパオロ他実戦家の人達で、ズバッっと「実際の日本代表試合の局面の悪さ加減と、日本サッカーの本質的問題点を指摘」してくれているし、では「どうしたらいいか」も云っているので、面白かったですね。
世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス~イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析~ (COSMO BOOKS)世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス~イタリア人監督5人が日本代表の7試合を徹底分析~ (COSMO BOOKS)
(2010/02/06)
宮崎隆司

商品詳細を見る

 結論からすると、本の「帯」にもありますが、この2つです。(2チャンネル関連スレ
 ・守備の「基本」が出来てない。(1:1 2:2 ゾーンディフェンスまで・・・)
 ・あまりにも「効率」が悪い、それが攻撃にも悪影響している

 本では。あたりまえの事を当り前に、具体的に、かなり細かく指摘されているので、抜書したらきりがありませんが、気になった・唸った点を何件か・・・
 前線からのプレスについて、
 ・連動性の無い状態で各選手が相手に突っかけて行くことが、逆に相手の攻撃のスイッチを入れてしまう。
 と逆効果だと指摘し、局面での「オフザボールの動き」に、
 ・フィジカルの弱さをカバーする為に数的優位を確保すしなければならない。 そのためにも、・・・闇雲にボール保持者へ向かっていくのではなく、あくまでも次の展開に備えてスペースを消す動きを選択する必要があった。
 ・あまりにも予防的カバーリングという概念が希薄すぎる。 それが、攻守の切り替えが出来ていないと私がいう理由だ

 と苦言を呈し、また、守備者側の視点で、
 ・日本は同じゾーンでボールを回そうとし過ぎだ。・・・相手にしてみればこれほどプレスを掛けやすいチームはない。 
 と言い切ります。 一方、攻撃については、豪戦、ガーナ戦などでの崩しを「誉めて」います。それをもっと生かすためにも
 ・効率的な守備を目指して欲しいし、そのためにはよりセオリーに則した守備を学び直す必要がある
 まあ、「決定力不足」とか攻撃面の視点や、システム論、選手の選択が世論の軸ですが、もっと「守る」という点で、プリミティブな面から「積み上げていくべき」というのが結論で、同感です。
 よく、日本には「守備の文化がない」という指摘がありますが、戦術・技術以前に「守る覚悟・勇気」がないので、「逃げている」のではないかと思っています。
 
 さて、この冊子は、カペッロ監督のインタビュー形式の戦術論が話題になっています。
欧州サッカー批評 (双葉社スーパームック) (双葉社スーパームック サッカー批評別冊)欧州サッカー批評 (双葉社スーパームック) (双葉社スーパームック サッカー批評別冊)
(2010/01/22)
不明

商品詳細を見る

 「そもそもサッカーの戦術に、イノベーション(革新)など存在しない。 可能なのは、過去を模倣し発展させることだ」
 「私が現役であった頃のサッカーは、今より遅く選手たちの身体も頑強ではなかったそれこそが最も大きな違いだ」

 何だか、以前読んだこの本の 「可塑性」と「遺伝子の力」という点で、「戦術・技術」を吸収し溜め込む「可塑性」が飽和・つまり皆同じレベルになったら、残るのは「速さ・強さなど体力(フィジカル)」の差だ・・ということになり、ニヤリとしてしまいました。 さておき・・・
 日本サッカーは、前述の本にあるように、トップクラスの眼でみれば、「戦術技術の基本を十分に学びきっていない」のです。 逆にそれはまだまだ「可塑性」を発揮し、「進化」していけるということになるわけで、今肝心なのは「基本」を摺り込むことなのではないかと・・・。 「基本」ができていなければ「シッペガエシ」がくるような、「ふつうのサッカーをふつうにやる」事ではないかと。 とにかく学べるものは学ぶ、守備はイタリア・ビルドアップはスペイン・テクニックはブラジル・セコサはアルゼンチン・気合はイングランド・・・などやたらめったら「吸収する」事じゃないの・・・と。 ガラパゴスといわれつつあるJリーグのトップ同士の試合をノンビリ視ながら想っていたわけです。
 最後にカペッロの監督の在るべき姿の最も重要なことをはこうだと言っています。
 「まず選手個々の特性を知り、個の集合体としての11人がどのような形になるのか、これを見極めることこそが重要になる」
 単独チームの場合は、この繰り返し・新陳代謝でチームの長期的の「スタイル」「色」が出来てくるのでしょう。
 また、選手を「選べる」代表監督でも、これと「真逆のアプローチ」をしたら、良いチームは出来ないですよね。
Secret

TrackBackURL
→http://mariott.blog21.fc2.com/tb.php/571-7ba32fed
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。