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 この記事からの続きです。
Germany FR - Sweden 4:2 (0:1)
0:1 EDSTROM 25, 1:1 OVERATH 51, 2:1 BONHOF 52, 2:2 SANDBERG 53, 3:2 GRABOWSKI 77, 4:2 HOENESS 89 p
メンバーなどは西ドイツvsスウェーデン戦ページ  布陣はこちらから・・・

 スウェーデンの先取点は下の映像の20秒くらいからです。 エドストレムにヘディングで競り負けることの多かったシュワルツェンベックでしたが、中途半端なクリアがエドストレムの丁度真上にいってしまったのですが、見事なボレーシュートですね。

 スウェーデンは、このあと、主将で中盤の軸のLarsson(ラーション)の負傷交代などあるものの、立ち上がりに比べ、前めからマークを捕まえエリア前で攻めを阻止、時折カウンターやサイド攻撃の形が出来るようになりました。 結果前半はスコアは動かずでした。


 勝ちたい西ドイツは、後半から「固められた中央」に対し「中盤からドリブル突進」と「ミュラーのポストを執拗に続け、4点をあげます。

 51分(後半6分)の同点ゴールは、人数をかけた攻めがはねかされたカウンターを、逆カウンターで攻めきったゴールでした。
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 (1)右サイドに開いたへーネス(青)が、 (2)切り返してクロスを上げる、ゴール前に4人、画面で計7人西ドイツ選手が攻めあがっている。 (3)クロスはエリア外で奪い合いになり (4)戻っていたエドストレム(黄)が持ち出し、 (5)(6)前線に残っていたサンドべりの斜め前への走り出しに合わせ縦パス。 この時西ドイツは、フォクツ(緑)がサンドべりをマークし、シュワルツェンベック(紫)が、あがってくるエドストレムとTorstensson(トルステンソン・水色)を見る形で余っていて、ベッケンバウアー(黒)が併走して戻る (7)(8)サンドべりは切り返し、逆サイドのスペースへ走り込むトルステンソンへクロスを蹴るが、やや長めになる。
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 (9)トルステンソンはタッチラインぎりぎりでボールを確保し、(10)内側へフォローしたエドストレムへ渡し、 (11)エドストレムはベッケンバウアーを抜こうと勝負するがカットされる。 (12)ベッケンバウアーはトルステンソンにチェックされるも、戻ってきたオベラート(緑)に渡し、 (13)オベラートはへーネス(青)にパス (14)へーネスは中央をドリブルで前進 (15)スウェーデンのマークを (16)一気の加速で振り切りゴール前へ突進。 その時、ミュラー(赤)が横移動。
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 ゴール裏からのリプレイ画像です。 (17)上の(16)の少し前で、画面の右方向へドリブルするへーネスに対し、左にいて「外を」向いていたミュラー(赤)が、 (18)反転して右へ移動、マーカーは一歩出遅れます。 もう一人はへーネスへ寄せていかざるをえません (19)へーネスは、ミュラーの「マーク剥がし」にあわせ角度のついたパスを出し、ミュラーはマーカーを背に受けて、 (20)切り返しがやや大きく、ボールが流れるが (21)左から寄せたDFともつれ (22)詰めてきたオベラートの前にこぼれる (23)オベラートは利き足はない右で好いコースにシュート (24)ゴール!

 そして、立て続けにボンホフのゴールが決まりますが、コンビネーションというよりこじ開けですね。 前半は、枠を外すかキーパーに阻まれたシュートが次々決まってしまいます。 すぐスウェーデンに追いつかれますが、交替したグラボウスキーのゴールで再度勝ち越し、とどめは、ドリブル突進からのPKでした。 全て真ん中のミュラー絡み・・・。
 スウェーデンもエドストレム・サンドべりコンビ+数人でカウンタを仕掛け、前掛りの西ドイツに効果的でしたが、及ばず・・・でした。 後半の計5得点のシーンは上の映像50秒くらいからです・・。

 この西ドイツですが、試合の状況の差をみても、ネッツアーがいるときと、違いはそう大きくないと思います。 しかし感じるのは、中盤のタメとロングパスでの展開が少ないことですね。 広いスペースで引き寄せて裏とか、引っ張り込んで逆とかがあまり無い。 オベラートは勤勉で中距離のパスは正確ですが、意外性や驚きはあまり生み出しません。 72年決勝では右サイドのヴィンマー・ハインケスコンビの、斜めの走り・ポジションチェンジが効いてましたが、この大会はへーネスなどの「縦」の突進が多く、両ウイングも「らしい」プレー中心で変化が足りないようです。 引いた相手には「ドリブル>パス」が効果的なのでしょうが、「猪突猛進」「ミュラー頼み」だけになったようです。

 最後に、ミュラーのゴール前での「裏抜け」「ポストプレー」のシンプルな画像です。
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 左からオフサイドぎりぎりで進入し、ドリブルで切り込んだウイングからのスルーパス。
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 同じく、後ろから上がった選手からのスルーパス。
 いずれも、マンマークを横移動で引っ張り「体を入れて反転・裏抜け」「ワンタッチシュート」という得意のパターン。
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 こちらは、早いクサビパスをスクリーンして、ワンタッチで横のボンホフへ落とすプレー。
 これらの徹底した繰り返しで、西ドイツはトロフィーを手にしたのですね。

 さて、次回はオランダです。 アヤックスの再現という表現をよくみたオランダですが、結構「差」があったと思います。
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