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 倚天屠龍記の発売予告がAMAZONに載りましたね。 BOX1(前半)が10/末、BOX2(後半)が12/末のようです。

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 尚、待ちきれない方は、中国直結のこのサイト(QIYL(リンク))で、中文字幕だけですが結構綺麗な画像が視られます。 新版「倚天屠龍記」へリンク

 さて、倚天屠龍記の対抗勢力の一つが「明教」で、男主人公の張無忌が成り行きで教主になってしまうのですが、この明教は、今や滅びた幻の宗教マニ教wikiリンク)を元ネタにしているといわれています。 マニ教は、倚天屠龍記の舞台である元末には、中国の福建・浙江で結構栄え、歴史の教科書や映画「ワンチャイ」にも出てくる「白蓮教」は、救世主(メシア)待望弥勒信仰や、マニ教のごった煮であったようです。 この白蓮教徒の乱=紅巾の乱が元を滅ぼしたエポックで、明の初代皇帝の朱元璋は紅巾の一派からの成り上がりですね。 朱元璋は倚天屠龍記にも最後一寸出てきますけれど・・・。 この「明」という王朝名が「明教」からきているというさもありなんという説もあるそうです。 そう、更にさかのぼりますが、水滸伝で後半出てくる北宋の「方臘の乱」もマニ教だといわれているらしいですね。 まあ、今となっては、「伝説・物語」を興味津々・面白くするネタとして、うってつけでもあります。 そして金庸先生の創刊した新聞の名前は「明報」です。 そう、笑傲江湖、我らが盈盈ちゃんの日月神教も「明」を二つに分けたネーミングでした。

 さて、この世から消えてしまったといわれたマニ教が、どっこい、中国の田舎に残っていた・・という記事(リンク) を以前にもご紹介しましたが、この記事を書かれた方が、なんと、このマニ教の寺院を現地(中国・福建省・泉州郊外の晋江市)まで訪ねられたそうです。 これがその訪問記(リンク)です。
 マニ教の教義は色々難しい部分はさておき、「布教のためなら、相手が信仰する神の名や神話、哲学用語などを取り入れてしまう」特徴があるとか。 まるで我らが、「吸星大法」ですねえ・・・(笑)。 というか、笑傲江湖で金庸先生が徹底して揶揄った日月神教=「某中華巨大政党」も、マルクス何とか主義に始まり、現在では社会主義市場経済とか・・・なんでもありでスモンね。
 ということで、訪問記を見ますと、学術的というより、はるかペルシャからの道筋の「宗教的」なるもののごった煮。 「信じてご利益があれば何でもあり」という中国の信仰のリアリズムそのままの姿といっていいのかもしれません。 信じてご利益があれば、苛めるだけで助けてくれない「権力」より、優先される・・・わけですね。
 何か、倚天屠龍記の世界が、今もそこにあるような気分になります。 是非ご一読ください。
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