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 『神雕侠侶』の次は『倚天屠龍記』、11/26からの放映が、NECOさんHP・ブログに正式決定した旨掲示されましたね。
 『倚天屠龍記』(wiki) (中文wiki) (百度) MAXAMHP  MAXAM予告編 (中文原作

 さて、『倚天屠龍記』といえば、明教の元ネタといわれるマニ教wikiリンク)ですが、(以前の記事へ)ググッていたところ、こんな新聞記事が出てきました。
 『マニ教「宇宙図」国内に 世界初確認』 (中日新聞 9月27日 朝刊・・・リンク) 以下記事のコピーです。 
 3世紀に誕生し、善悪二元論を教義として世界的な宗教に発展しながらも滅びたマニ教の宇宙観を描いたとみられる絵画が国内に存在することが、京都大の吉田豊教授(文献言語学)らの調査で分かった。「10層の天と8層の大地からなる」というマニ教の宇宙観の全体像が、ほぼ完全な形で確認されたのは世界で初めて。

 マニ教は布教に教典のほか絵図も使っていたとされるが、絵図は散逸。宇宙観は教えの根幹につながるもので、今回の発見を公表した国際マニ教学会で「画期的」と高い評価を受けた。吉田教授は「不明な点が多いマニ教の解明につながる」と話している。

 吉田教授が「宇宙図」と呼ぶこの絵画は、現在国内で個人が所蔵している。縦137・1センチ、横56・6センチで、絹布に彩色で描かれている。仏教絵画との比較などから、中国の元(1271~1368年)、またはその前後に、現在の浙江、福建両省など江南地方の絵師が制作したとみられるという。日本に渡った時期などは不明。

 吉田教授らは、マニ教僧侶の特徴である赤い縁取りの入った白いショールを着た人物が描かれていることや、中国・新疆ウイグル自治区で見つかっているマニ教史料との照合などから、マニ教の絵画と断定した。

 「宇宙図」では最上部が天国とみられ、その下に太陽と月が描かれている。さらにその下には、教義の特徴でもある円弧で10層に分けられた「天」があり、天使や悪魔の姿のほか、さそり座やうお座など12星座も確認できる。人間が住む地上にはキノコ型にそびえる山「須弥山(しゅみせん)」があり、最下層は地獄と解釈されるという。

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 毎日新聞さんは「余禄」(エッセイ)に書かれています。(毎日新聞 9月28日・・・リンク) 以下記事のコピーです。
余録:マニ教の「宇宙」
 4~5世紀の西方キリスト教の教父、聖アウグスティヌスの「告白」は、その10代のころの非行を明かしている。近所のならず者と一緒に畑のナシを盗んだのだが、食べたかったのではない。悪事そのものが楽しかったのだとざんげした
 ▲悪に向き合った彼はその後の青年期、善悪二元論のマニ教を信奉する。だが、やがて悪や罪をめぐるその教説に矛盾を感じ、キリスト教の神の恩寵(おんちょう)に目覚めたのだ。当時のマニ教の隆盛は彼の「告白」でもうかがえる
 ▲ところ変わって平安時代の日本である。藤原道長の日記などに七曜の記述があり、日曜が「密」と記されている。これはマニ教が断食日とした日曜「ミール」が中国経由で伝わったためという。東西世界にその痕跡を残すマニ教だが、なぜか後の世界史から姿を消した
 ▲文明を超えて広がったこの世界宗教も今や教典は断片のみだ。だがその宗教的宇宙の全体像を描いた絵が日本で見つかったという。摩尼(まに)教といわれた中国で、元の時代に描かれたらしいマンダラのような彩色画だ。マニ教の宇宙観を示す図像は世界でも他に例がない
 ▲図には太陽と月の下に10層に分かれた「天」が描かれ、そこに天使や悪魔、さそり座など12星座が見られる。「10層の天と8層の大地」はマニ教の文献が示す宇宙観である。赤い縁取りの白いショール姿のマニ教僧侶も確認でき、天国から地獄までを包括した図像だ
 ▲東西の宗教と融合しながら自らは消滅した謎の宗教は、極東の島国をタイムカプセルに意外な遺産を残した。「さあ絵に込めた謎を解いてごらんなさい」。消えた神様の問いかけの声が聞こえそうだ。


 というわけで、『倚天屠龍記』公開にあわせたように現れた史料・・・、「マニ教」ブームが興りますか?(笑)
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