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 『例え湘南が明日の我が身でも、やっぱり昇格したい
 J2昇格争いも佳境ですが、福岡のどこかの掲示板に、こんな書き込みがありましたが、笑いつつも、よく解ります。
 J1は追う方が潰しあい、確実に勝ちを拾う名古屋が独走状態。 いつぞやの浦和のような失速しか心配事はありませんが、ACLが無いので大丈夫でしょうね。

 さて、先日ザッケローニ監督・日本代表のメンバー発表がありました。(代表メンバーの詳細はこちらから・・・) (ザッケローニ監督インタビューはこちらから・・・
 まずは、「無難ですが、多様な戦いが出来るメンバーを選んだな」 という感想です。

 そこで、ひとひねり筋違い・見当違いは承知で(笑)考えてみたのが、「選手の特長・役割による選考」です。 「何がその選手の持ち味・良さなのか?」ということで、システム(布陣)のポジションありきの適応性や、世界標準とかいう基準や選手間の比較による評価以前のものです。

 まず、82年イタリアがワールドカップ優勝したときのメンバーです。
 この頃というか、60年代中盤から、94年サッキ時代を除き、98年フランス大会くらいまで、イタリア代表の基本形はこれでした。 この右肩上がりの非対称システムは、60年代からクラブレベルで、インテル・ACミラン・ユベントスなどが欧州制覇した形を代表で標準化したのでしょう。
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 この、トラディショナル・イタリアンスタイルは、選手の「役割」分担が非常に明確で、故に要求される「特長」もはっきりしています。 各ポジションに名選手が排出し、ベンチマークとなり変容しつつ継承され、その後継者競争がありました。 イタリア独特の用語もありますが、それはさておきます。
 これらの特長・役割は、戦術・システムが変化した(特にディフェンスのシステムが、原則マンツーマンからゾーンへ大きく変わっています)02年のワールドカップ優勝時の選手にも匂いが残っていました。 この匂いを辿っていくと、なんとなく今回の監督・スタッフの選手選考アプローチが想像できます。 イタリアンスタイルかな・・・ということです。

 この特長・役割を具体的にまとめ、日本代表の選手を当てはめてみたのが下の表です。 南アWCメンバーと今回新メンバー、年齢を記しました。
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 選手発表のインタビューでは、今やキーワードの「バランス」の他に、新陳代謝について、
 徐々に世代交代をやっていこうと思っている。若い選手の成長にはベテランと一緒にプレーする、ベテランと対峙(たいじ)することが必要になってくるので、徐々に育てていきたいと考えている。 
 と言っていましたが、一部を除きそのとおりの選考です。

 個々にみていきます。 尚、?が付いている選手は、この区分けにあてはめるのが微妙、或いは個性が強すぎる選手です。

 :1人を使い続けるのではなく、頻繁にサブもつかって欲しいです。

 :今野はMF登録ですが、WC時も怪我が無ければ右SBでレギュラーだったかもしれないし、スナイデルへマンマーカー?なんて情報もあったので、実際はここにくるとおもいます。 今回は伊野波が選ばれました。

 :ユティリティな駒野、旬の長友、はじめ人材は多いとおもいます。

 ④⑤⑨:やっぱりここが人材不足ですね、今回は既知のメンバー以外は「お眼鏡」に適わなかったようです。 今後「ウイークポイント」です。
 は重なる部分が多いので、バランスよく能力を持った選手が出てくれるといいのですが・・・(笑)、槙野はその候補に足るんでしょうか?いまひとつ解りません。 無理にでも選んでみて欲しかった。
 は、居ないのはしょうがないので、チームが機能すれば、少し能力が低くとも(グローバルに)、限定したある役割をこなしてくれればいい、という選択もあります。 本田が使われ続けるかもしれません。

 ⑥⑦⑪:質はともかく、人材は豊富。 選ばれるにはハードルが高そうです。 ⑪は今は香川が旬ですし、岡崎も頑張って(笑)います。 その選手の良さをうまく使ってあげると「ストロングポイント」になる所です。

 さて、問題は⑧と⑩ まあ、チームの根幹ですから、そうここに当てはまる人材は居ません。 としても・・・。
 まずの候補たる若手が選ばれていないことが気になります。 パサーとかいう特技ではなく、攻守にゲームをコントロールする機能が果たせる選手です。 は遠藤・中村憲が元気なうちはどちらかをにまかせるでしょうが、二人同時に使うと攻守のバランスが崩れるし、二人の良さが相殺され相当熟成しないと機能不全に陥りかねません。
 長谷部が?なのは、自チームでの役割が「こなれ」過ぎていて、いわばミスター「バランス」になっているので、居れば全体最適に嵌るけど、居なくても何とかなりそう・・・という立場です。 の将来は、長谷部の熟成か、本田の変化か、今は少々足らないところのある若手の成長がキーでしょうか。

 も微妙です。 中村俊はずっと⑩より⑧に近い機能しか果たしてきませんでした。 としては守備は「0」に近いアンバランスな選手です。 一方、本田はまだ自チームでも立ち位置が定まっていません。 
 今回の選手選考で、FW8人とか話題になっていますが、元々は⑦⑨⑪がFWなので、8人になるのはおかしくありません。 そうすると本田がFWなのは、「」とはみていないから、なのかもしれません。
 もしくは、新監督は「絶対的レギュラーはいない」と言うのが常套句とはいえ、を明確にすると、チームがここに依存してしまうので、よほどの「力と実績」がないと「⑩は不要」と考えているかもしれません。 現実今のフットボール界では稀少です。

 もとより、多方面(ポリバレント)に高いレベルで能力をもつ選手が、沢山沸いてくれればいいのですが、そう天は全てを与えてはくれません。 一方、選手をあるべき姿(理想・監督の持論・流行)に押し込むのも、如何なものでしょうか。
 各選手の「良いところ」が最大限発揮されるような役割分担と組み合わせが、チームの最初の「バランスですね。 システム(フォーメーション・布陣)は、この組み合わせを、チームとして効果的に機能させる手段・方法であり、そもそも、相手の特徴、相対的力関係、その試合への意味合いにより選択されるものです。
 誰がピッチに立ちどう機能させようとするのか、それは10/8のお楽しみです。
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