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 DVDも4枚目です。 ここから、かなり進行がゆっくりとなり、場面のディテールを結構造り込む様になってきました。 起承転結の「承」で、ギアチェンジですかね。
 MAXAM・HPの予告編1 その2 その3  TSUTAYA・HP  百度  中国サイトHP その2
 主要なキャストはこの記事と・・・  このページから・・・

ネタバレ満載ですので以下つづきで・・・ 
 さて、先に余談から・・・。 山西商人を舞台とした映画に、これがあります。
紅夢【字幕版】 [VHS]
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「紅夢」原題:大紅灯篭高高掛(wiki) 
 チャン・イーモー/コン・リーの作品の中では好きなほうです。 ロケは山西省祁県喬家大院でした。 今や昼間から紅い提灯が並ぶ、観光名所になっているようです。
 残念ながら日本版DVDは発売されていません(日本資本もかんでるはずのに・・・)。 デジタルリマスタ版ならあの色彩感覚がもっと冴えると思いますが、海外版も品切れ・・・残念です。



 余談の余談ですが、この映画、『神雕侠侶』の黄蓉役・孔琳さん(リンク)が、コン・リーを呪う、朴訥そうな家奴役で出ています。(1分30秒くらいから) 若いです、今の面影は余りありませんね。

 閑話休題、本題の「龍票」にいきます。 

 「義誠信」再興を果した子俊、早速知府達と酒を酌み交わしております。 父と兄を死に至らしめた相手なのに、仇とか、孝・悌より「利」なんですかねえ・・・やっぱり。 そして、義父・関近儒の仲立ちで、関帝廟の再建などで、商人仲間に「侘び」をいれ、公私とも業界へ復帰です。
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 瑞王一派が探していた例の「帳簿」は、父が生前関近儒に託し、この関帝廟に隠されていたのでした。 「帳簿」は「義誠信」に戻り、瑞王一派は流用した金を戸部の「帳簿」から抹消し、何も無かったことに・・・というより、これで「利」は「義誠信」のひとり勝ち?。

 戸部尚書の黄玉昆は、これを機に義理の姪となる潤玉を赦し、砂漠の流刑地から戻します。
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 子俊は、義誠信の新しい商売に、「軍の資金を前貸しし利ざやを稼ぐ」ことを画策。 先代からの番頭は反対しますが押し切り、黄玉昆に接近。 その黄府で、子俊と、芝居小屋をひらこうと黄玉昆を頼ってきた潤玉が再会します。 砂漠で狼にやられってしまったはずの子俊が、こうして生きているのは潤玉は知らないはず?。

 潤玉の芝居小屋のオープンには、瑞王が主賓で来場。 黄玉昆は子俊を引き合わせます。 瑞王曰く「西洋人は阿片をもってわが国の民を害したが、我々は毒をもって毒を制す、「紅楼夢」を輸出し、奴らを中毒にすれば、戦わずして勝てる」・・・なぞ、相変わらずのオオボケです。
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 芝居小屋で、子俊は瑞王にお目通りし、めでたく「軍資金金融」が認可に。 そこへ此の頃はもっぱら瑞王と対立関係の「恭親王」奕訢が呼ばれもしないのに押しかけます。 これで演目は「紅楼夢」から、お堅い「三国志」ものへ変更(笑)です。 奕訢は、「女芝居は康熙帝時代に禁止になり解禁されていないはず・・・」など、チクリます。 瑞王も、同席した子俊に対し、奕訢の頭越しに、「お前達は無茶をするな、さもないと築いた財産を失うだけでなく、身を滅ぼしてしまうぞ。」「諸事控えめに、慎み深く従順でいるがいい でしゃばるでないぞ」と、諭します。 まあ、奕訢へのズバリの突っ込みですがね。 これにつづく瑞王・奕訢の腹芸ならぬ「掛け合い」は中々です。

 下賜された瑞王の「子犬」を逃がしてしまった子俊、楽屋で捕まえた潤玉は子犬を投げ捨てます。 
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 そして、終幕後ひとり酔いつぶれる子俊は、潤玉の「あなたは服従する民ですね?」との詰問に、「そのとおり」と答え、家に戻り「龍票」を抱き寝入ります。

 子俊は、どうも「龍票」を奕訢に返そうと、恭王府へ参上します。 その時奕訢は、鷹狩りの鷹の調教中(?)・・・、お屋敷へは入れず帰ります。 奕訢は一晩中この鷹と相対し、ようやく手なずけます。 さて、奕訢にとって「鷹」とは?・・・。
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 山西に帰った子俊は、蘇文瑞先生(師)に出会い、お風呂屋さん(笑)に誘います。 子俊「今日は風呂に入って寝るだけでいい」・・・って女の子を帰すとは、普段は何をしに来てるの?(爆)。 本題にもどり、子俊は蘇文瑞に参謀(軍師)になって欲しいと頼み、蘇文瑞はこれを快諾。

 蘇文瑞は子俊に、役人の「つて」が大事といい、「父はそれで破滅した」と更に問う子俊に、こう言います。  「役人は狼で民は羊のようなもの。 群れの羊はいずれひどい目に遭う。 最も安全な方法は、狼と一緒にいることです。 周りの狼に腹いっぱい食べさせれば、無事でいられる。 他の狼が襲うこともない。・・・あなたは羊で狼ではありません。」・・・と。 
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 そのころ、祁家では、兄の子世禎は、母素梅に、子俊は「父さんじゃあない」などと言い、困らせています。

 素梅に洋装をお土産に持って帰った子俊。 こんな、サービスシーンがありますが、普段は素梅の部屋に寄り付きません。 京劇を観ながら潤玉を思い出しダブらせたり・・・。
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 お話は進んで、栗しい財政のお上、は新しく「通行税」を掛け、民を苦しめます。 通行税の影響が大きい商人組合は、子俊を首領に知府へ廃止を直訴しようとしますが、これに感づいた子俊は雲隠れ。 結局、関近儒会長が矢面に立って上訴。
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 関近儒は逮捕され、のこのこ慰問にきた子俊の買収策も拒否。 騒動はドンドン拡大し、都に知れることなりますが、戸部の親分瑞王は、厄介な話だ・・・と奕訢に対策を押し付けます。 その解決策として蘇文瑞が提案したのが、通行税の替わりに「買官」

 山西に乗り込んだ奕訢は、子俊と面談し、この提案に「国家の大事を商売にするとは・・」と突っ込みながらも、「買官」を認めます。 これで双方損なし(笑)で収まりますが、関近儒は表向きは頑なに拒否します。 しかし、裏で子俊が手をまわし釈放。 それでも「利」より「義」(義利の辨)だと子俊を諭しております。
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 そこへ来たのが楊知府、恭親王(奕訢)が、関近儒に忠義者との「額」を下賜されたとのこと。

 喜ぶ関家の人々ですが、これで終りではなく、
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 商人会の会長を持ちまわりでなく固定にし、関近儒は引退し子俊に譲れ・・・とのお達し。 恭親王(奕訢)のご意向とのこと。 かたや「名誉」、かたや「巨大利権」と、大きく分かれた流れがこの段の締めくくりでした。
 そして、祁家では、子俊が永年の母の侍女宝殊を、義理の娘としたうえ、蘇文瑞に嫁がせようと提案。
  商売の「利」をめぐるお話と、「愛憎」を絡めると、結構難しくなるのですが、これからどうなることやら。 今のところ、色々な伏線や将来の火種を含んだ、中々のお話でした。
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