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 宣和堂さんのブログで紹介いただいた『NHKハイビジョン特集 茶馬古道 もうひとつのシルクロード (全2回)』。 その1回目『交易キャラバンが行く』を視ましたのでチョコッと。 
 ユーラシア大陸“最後のキャラバン隊”とも言える人々が、今も活動を続けている。
交易の重要な商品である、プーアル茶や塩を、伝統的な方法で生産する人々。そして、過酷なキャラバンの旅を支える家族や村の制度など、沿道の人々の暮らしを見つめる。

 これは番組のPR文ですが、あの戦争や少数民族経済格差問題などに変に構えず、かといってこの辺は三江併流という世界遺産ですが、観光気分になったりしない番組でした。 地上波やBSで再放送があれば、是非見ていただきたく。

 「茶馬古道」とは、雲南・チベット・四川の三角形の交易(交換)物流ルート、今は遠くラサまでを言うようです。簡単な地図を作りました。
茶馬古道01
 片方の主役は中国茶、というより世界の茶のふるさと雲南南部「普洱」のプーアル茶。 もう片方の主役はチベットの「馬」です。 茶馬古道に関してはこれらのHPをご参照ください。 
 「茶馬古道(ChaMaGuDao)」      『茶馬古道』を辿り5000粁 
 人民中国「茶馬古道の旅」11回の連載になっています。

 番組を視て、「シルクロード」は「水平(横の膨大な距離)」の交易ですが、「茶馬」は「垂直(標高差)」の交易と気づきました。
 人が生きるに必要な食物のうち、「穀物」「茶(ビタミン元)」は低地の農産物、「バター」「肉」は高地で生きる「ヤク」の牧畜。 そして、馬の飼育・繁殖は、季節・暑寒の差を「高度差」で調節し、最適な環境を選んでいるんですね。 さらに「塩」(塩の井戸から乾燥法で生産)という原初的工業が絡んできます。 「茶馬交易」とは単なる「商売」でなく「生活」・生きることそのものだと感じました。
 今や、かつての主要路は「高速道路」化し、膨大な物資と観光客が移動しているわけですが、今でも車の通れない山岳地帯に「キャラバン隊」が生き残っているのは、「生活があるから」なんでしょう。 そして、キャラバン隊の主たる金銭収入は、今や「薬草(ゆりの根「貝母」を採っていました)」と「茸(松茸です!)」なんです。 これらは道なき道を辿っていく山奥でこそ採れるものです。

 茶馬古道は、金庸の作品、特に「天龍八部」(ご存知大理国など)と縁が深いのです。 段誉が実の兄と分かった木婉清が段延慶「悪貫満盈」と会うのが、この三江併流の絶壁の上ですね。
虎跳
 天龍ネタはまだ在るんですが、今夜はここまでで・・・・
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