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日本 3-2 カタール  (試合の詳細はこちらから・・)  監督インタビュー  選手インタビュー

 まるでプロレスみたいな面白い試合をしてくれますね。 最後は『何故に其処にイノハ!』な展開。 あれが岡崎なら「予定調和」ですが、04年中国大会の中澤ヘッド同点ゴールなみの驚きでした。 横綱相撲でないとご不満の方がいるようですが、あそこから逆転したことには拍手!!!。

 今日は総論的にここまで4試合から少々マジメな話。

<1.選手選考>
 選手の役割と'10南アW杯・'10/11のテストマッチ・今回アジア杯の選手を表にしました。 今回メンバーの詳細はこちらから・・・
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 攻守の比率はNO4,6を2人で計算。 大会前の負傷で 槙野が永田に、酒井が森脇に交替。

 特長・役割そして若手登用でバランスを考えた選考と思いますが、今回は金崎などのケガで7番特にドリブラータイプがいません。 次回は松井の後継者的なこのタイプを、是非選んで欲しいところ。
 また、新監督になってスピード系のDFを選んでいます。 今野・伊野波がお好きなのは「イタリア」的かなと思います。
 そして、柏木を8番タイプか、それとも10番タイプとみているのか? サウジ戦の使い方では10番に見えますが、本来は8番かもしれません。 ポスト遠藤も見据え興味のあるところです。

<2.チームの構造>
 特異なコンセプトや、カウンターや前プレに特化したような形を押し付けるのではなく、「全方位」な普通のチーム。 試合をこなす中で、「強み」「弱み」を明確にし、造り上げようというやり方。 準備時間が無いこともあり、この4試合同じ布陣で、けが人と出場停止以外は同じ先発。
 ご存知のドタバタで、結果的に色々な選手と形がみられたのでそれも成果であったと思います。 「成長」という言葉の「パラメータ」を何におくかですが、サウジとの超凡戦がもったいないですが、結果的に3位決定戦まで経験出来ることで達成でしょう。

 布陣は、多分非常にオーソドクスな、こんな形を「起動点」に考えていると思います。 基本布陣:4-2-3-1 リトリート時:4-4-1-1(4-4ブロック) ポゼッション時:2-3-2-3 全てがここからのバリエーション。
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 この番号にヨルダン戦の先発を当てはめると
 ①川島 ②吉田 ③今野 ④内田 ⑤遠藤 ⑥長友 ⑦松井 ⑧長谷部 ⑨前田 ⑩本田圭 ⑪香川
 このシステムの要訣は 「⑤⑧⑩ の「体幹」三角形」 と 「④⑦・⑥⑪のペアによるサイドの攻守の機動力」 「②③の跳ね返し力」 だと思います。 そこに、個の特長を、ミクロの手法でどう活かし、チームとして「強み」を持つか・・・です。

 この4試合は、試合途中の修正とサウジ戦のケガ欠場はありましたが、⑤⑧⑩はまず固定しています。
 香川⑩の「声」が上がっていますが、本田をあくまで「中」の幹として考え、香川はサイド基点のアタッカーとして扱っているようです。 これには賛成。
 また、⑤⑧に遠藤・長谷部という⑧番タイプを置いています。 旧チームからの連続性ありきなのか、遠藤(横・緩・パス)・長谷部(縦・急・ドリブル)という「強み」の差異もり、二人とも⑤の役割を頑張っていてここまではなんとか上手くいっています。 遠藤の守備の弱さ、年齢、替わりの選手などみながら、この2年ぐらいで、遠藤をどう処遇していくのが興味のあるところです。
 ⑦はまず松井でした。 左の香川が中に入ってセカンドストライカーになるなら、バランスでウイング・ドリブラータイプ、預けどころが欲しいところ。 岡崎を「機動力」のオプションと考えたのには、これもまずは納得。 この数試合の結果、今後前線の流動スイッチになった岡崎の方が先発になると思いますが、岡崎の動きだけで「崩れて」くれるのはアジアレベル。 +α「3人目」コンビネーションが課題です。 カタール戦では香川との絡みが結果を出してきました。 一試合に3回嵌れば1点ですね。 ここは楽しみです。

<3.ここまでの問題点>
 問題はまず「⑨にどんな役割を与えるか」がみえずらい事です。
所謂ワントップ⑨は、役割の与え方で、色々なタイプの選手が使えます。
 Aタイプ:攻撃面で個人能力が高く、一人で打開できるストライカー
 Bタイプ:ポストプレーが得意で、最前線での起点になる
 Cタイプ:CBと駆け引きしながら裏抜けを終始狙い、またスペースでうけ起点となる。
 当方には、クロスをねじ込むとか、預けて2人ならぶっちぎるとか、・・・A,Bでアジアでも絶対優位な選手は居ません。 今、前田が苦労しているのは、A,B,Cを全部(特にB)をやらないといけないと、周りも本人も思っていることではないでしょうか。 ぴったり付かれたら、アバウトなロングボールは競り合ってマイボールに出来る確率は50%ならOKでしょう。 割り切らないといけません。
 これから、香川と岡崎のアジリティ(⑦と⑪が内に入って裏抜け・間抜け)を「武器」として使い、本田はじめMFの能力を活かすには、Cに特化した方がいいのではないかと思います。 メツ監督の「最後の20mの日本の攻めは凄い」というコメントは、アジアレベルとはいえ、去年までと真逆ですね。
 ⑨には、もちろんA,Bの能力が「0」ではNGですが、あくまでCがメイン。 今大会後きちんと整理して欲しいところであり、他の選手とのバランスで、「0トップ」も含め、役割を明確にした選手起用をして欲しいところです。

 そして、最大の問題は「CB」を中心とした守備です。 ケガなどでレギュラーがいないとはいえ、今大会の4失点は全て当方の「ミスが重なった」結果です。 あの無様さは懸念されます。 まだ本当の攻撃力にはまださらされていません。 この3試合は、単純跳ね返しは好いとして、当方のサイドにボールを入れられて起点とされ、崩されるシーンが多くありました。 今後もそこを狙ってくると思います。 「ボールをとられたときのリスクマネジメント云々・・・でバランスが・・・」といわれますが、この辺はあと2試合で試されるところなので、MF⑤の問題も含め、注目して観たいと思います。

 ドタバタしながらもベスト4。 ここからが本番ですね。 そう、ここまでで何回バランスと書いたかな(笑)。
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